
2015年の7月にオレゴン州のほうのポートランドに行った。彼の地は、ほんとは日本より涼しくて快適であるはずだったのだ。自転車で街をスイーッと移動したり、遠出したりね、と思っていた。しかし、異常気象でほんとうに暑くて、連日34度をくらいになっていて、熱波注意報が発令されていて、あまり身動きがとれなかった。これは、なんかもうやけくそで、暑すぎる通りをぶらぶら歩いててはいった、手作りなものを持ち寄ったものを売っています式のお店でみつけた豚なのだ。

たぶん、元は豚色をしていなかったんじゃないかと思う。いったん古くなった豚をあまり綺麗にもせずに豚色に塗り替えて、それが古びたものじゃないかと思う。実は豚は真っ二つに別れるような割れ目があり、コインをいれるスリットもついているけれど、ペンキでべったりはりついていて、ダミアン・ハーストの牛よろしく開きにすることはできない。でも、まあ、そんな機能のことはどうでもいいのです。この造形や、耳や頬にほんのり紅がさしてあるところ、なんかちょっと不機嫌な表情、ぜんぶがかわいい。あ、ついでに手のひらにのるくらいの大きさもかわいい。

金属でできているので、それなりの重量があるので置物だけど、文鎮としても重宝すると思われる。
—–
more information
mailto:info@lopnur.jp
